法多山の田遊び

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2013年1月7日。
法多山尊永寺へ田遊びという行事を見に行きました。
尊永寺の修正会(正月行事)として毎年1月7日に催される芸能で、室町時代から伝わっているそうです。
境内の観音堂で7段の舞が演じられます。
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12時に黒門前から長い参道を本堂まで寺方(僧侶衆)と村方(村人)が行列します。
写真は本堂前での読経です。
この後、寺方は本堂で理趣三昧の法要を行います。
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一方、村方は観音堂で田遊びを始めます。
まずは1段目、「太刀の舞」です。
これと次の「棒の舞」は清めの舞とされています。
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写真左、2段目の「棒の舞」。
「太刀の舞」と基本同じ動作です。
写真右、3段目の「白鍬(しらくわ)」。
これ以降が予祝の田遊びになります。
こちらは謡のみでした。
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4段目の「田打ち・牛ほめ」。
写真上段、長いセリフ(謡)をよく暗記できるもんだと感心します
そのセリフの後、兄弟が田打ちをすると、兄の嫁が牛をつれて登場します。
写真下段左、嫁と暴れ牛。
鳴き声がリアルでした。
この後、嫁によって御神酒が配られます。
写真下段右、牛を褒め終わると暴れ出します。
牛は舞台を出て、境内を一周するようです。
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5段目の「ノットウ」。
これは祝詞のことだと言われています。
まずは総代が左右正面の三方に種もみを捲き、その後、裃姿の2人が謡をあげます。
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写真左、6段目「鳥追い」。
中央に置かれた太鼓の周りを裃姿で帯刀した4人が周りながら謡います。
写真右、7段目が始まる前に舞台の前に竹の矢でできた垣が運ばれてきます。
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7段目「ソウトメ(早乙女)」です。
早乙女10人と羯鼓(かっこ)打ち1人からなる田植えを表現した芸能だそうです。
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こちらも「ソウトメ」。
後半になると羯鼓打ちが早乙女の笠を棒でたたいたり、逆に早乙女が羯鼓打ちの背負う羯鼓をたたいたりします。
最後は10人の早乙女に総攻撃をかけられて(?)終わりです。
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田遊びの奉納が終わると、本堂の東側にある白山神社で大矢放ちの神事が行われます。
竹の矢の作り物をここまで運び、解体。
写真のように1番矢、2番矢を放つ(かかげる)ようです。
この後、本堂前で餅まきが行われ、すべての神事が終了します。

今日はそれ程寒くなく、余裕で見学できました
しかも幸運なことに、お餅も拾えました。
餅まきが始まり帰ろうと群衆の後ろを歩く私に向かってお餅が飛んできたんです!
キャッチできました
やっぱり今年はいいことがありそうです。
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